〜体験版『脅迫ネタお届けします5』(本文の一部を抜粋)〜
増田の目の前には二人の美女がたたずんでいた。
ともに、全裸だ。
ふるいつきたくなるようなグラマラスな裸身と、清純そのものの雪白の裸身。
まったく異なる魅力を放つ二つの女体を前にして、増田は腰の奥から突き上げるような欲情がこみあげるのを感じていた。
「ふ、ふん、このあたしがあなた程度の男とセックスしてあげるんだからありがたいと思うことね」
あいかわらず亜矢香の口調は高飛車だが、その声音はしっとりと濡れていた。女として増田に欲情している声だ。
「ふ、冬彦くん、あたしも……ああ、彼氏がいるのに、どうしてなんだろ」
早苗を床の上に押し倒すと細い両足をMの字に開き、その付け根へと顔を寄せていった。
処女を失って間もない淫裂はすっきりとした形をしていて、肉づきも薄い。性器に口をつけると、ピンク色の花弁を舌でよりわけながら奥へ奥へと押し込んでいった。
くちゅっ……くちゅっ……
「はわわわ……は、恥ずかしいよぉ」
顔を可憐に赤らめる早苗の姿が可愛くて、増田はますます深く股間に顔を埋めていく。
まだまだ処女の生硬さを残すクレヴァスは、奥から甘酸っぱい香りをただよわせていて増田の鼻腔を心地よくくすぐってくれた。
舌をぞろりと伸ばしてあふれでる蜜をすくいとっていく。
びくん、びくん、と早苗の細い下肢がひっきりなしに震え、ますます大量の愛蜜が流れだしてきた。
「ふふ、亜矢香先生もしてほしいですか」
「なによ、その自信ありげな顔は。言っておくけど、滅多な男じゃあたしは満足させられないわよ」
亜矢香はボリュームたっぷりの胸を上下に揺らし、ふんぞり返る。仁王立ちになって増田を見下ろした。
増田は這いつくばった姿勢のままその視線を見上げ、受け止める。
──もう童貞だったころの僕じゃない。今なら、亜矢香先生だって。
増田は落ち着いた仕草で亜矢香の下肢を割り、ひざまずいたまま股間に顔を寄せていった。
早苗の愛液が甘酸っぱい果蜜なら、亜矢香のそれは濃厚な南国の果汁だった。
起伏に富んだ肉層をかきわけるようにして、舌を最深部までねじ入れていく。膣内はうねうねとぜん動していて、増田の舌に周囲から柔襞が押し寄せたかと思うと、ねっとりと絡みついた。
奥へと吸い込まれそうになりながら、増田は舌をスクリューのように回転させて女医の内部を思う存分えぐりぬく。
膣孔からあふれる樹液はますます量を増し、あふれだし、増田の口元はもとより鼻の下やほおのあたりにまで飛び散っていた。
(亜矢香先生の味……なんて美味しいんだ)
ごくり、ごくり、と気位の高い女医の愛液を飲み干しながら、増田は熱烈なクンニリングスを続行した。
最初は鼻息も荒く増田を見下ろしていた亜矢香だが、増田の舌によって膣孔内を入り口から深部までいたるところをこそがれているうちに、次第に反応が変わっていく。
はあ、はあ、とひっきりなしに甘い吐息をこぼし、むっちりと張った腰を左右に落ち着きなく揺らしだす。
増田は肉づきのよい太腿を両手でがっちり押さえ込むと、とどめとばかりに肉芽に軽く歯を立てた。
突然の甘噛みが女医の性感をさらにもう一段階高い場所へまで導いたらしい。クリトリスを口に含み、舌でコロコロと転がしてやった瞬間、亜矢香の体を大きく反り返り、甲高い絶叫が響いた。
「だ、だめ、このあたしが……あたしが、あんたなんかに……ああっ、いや、イク! イクう!」
「じゃあそろそろ……」
二人まとめて本番に移ろうとした矢先のことだった。
「ちょっと、三人だけでなに楽しそうなことやってるのよ」
「わぁ、すごい匂い……やだ、恥ずかしい」
ドアが開くと同時に、元気のよい声と恥ずかしげな声が続けて響いた。どうやら鍵を閉め忘れていたらしい。
「美咲、真由……」
呼んだ覚えのない二人の女子大生が狭いアパートの室内に入ってくる。
「ふん、携帯に電話しても全然出ないもんだから何やってるのかと思ったのよ。案の定ね、あんたってけっこう手当たりしだいなのね。この間はあたしとあんなに……なのに、もう別の女たちとだなんて」
「う、浮気はよくないと思います」
なぜか憤然としている美咲に真由も追従する。
「いや、浮気っていわれても……」
そもそも増田はこの中の誰ともつきあっているわけではないし、四人全員が彼氏持ちだ。増田が相手にしている中で恋人や夫がいないのは、涼子くらいである。
「うるっさいなー、このあたしを放っておいて他の女を相手にしているなんて何かムカつく。あたしたちも混ぜなさいよね」
相変わらず強気な態度をあらわに美咲が詰め寄ってきた。
「美咲と真由まで……」
自分がこれほどの美女たちから同時に求められているなど、ほんの数ヶ月前までなら妄想すらしたことがなかったシチュエーションだ。
(本当に現実なのかな)
美咲と真由は手早く衣服を脱ぎ去り、相次いでオールヌードを披露する。
夢見心地で、全裸の美咲たちを順繰りに見つめた。
「ちょっと、なにジロジロ見てるのよ。今度はあたしを満足させなさいよね。ほら、真由もこっち来て」
「あ、うん……でも、やっぱり恥ずかしくて」
「今さら何言ってるのよ。彼氏が相手じゃこんな刺激的な経験、絶対にできないわよ!」
美咲はなかば無理やりに真由を部屋の中央まで引っ張っていき、増田の前に突き出す。
「あたしたちも入るから、四人同時で相手をするわよ。イカせられるものならイカせてみなさい」
挑発的な言い方がいかにも美咲らしくて、グラマラスな裸体を目にしただけで先ほど放出したばかりの陽根に雄々しい活力がみなぎってくる。
アパートの自室に四人もの美女が一同に会している姿は、壮観の一言に尽きた。
「……ふん」
すでに頬を上気させ、裸身を薔薇色に染めつつある早苗や亜矢香を見て鼻を鳴らすと、美咲はおもむろに増田の唇を奪った。そのまま布団の上に増田の太った体を押し倒す。
柔らかな肢体にのしかかられ、増田は小さく鼻息をもらした。
「んうっ……!」
まさか美咲のほうから熱烈なキスを浴びることになるとは予想しておらず、増田は息が詰まって目を白黒させる。
上質の柔らかさを備えた美咲の唇の感触にうっとりとなっていると、ぬるりとした舌が入り込んできた。
くちゅ、くちゅ……
すかさず増田も相手の舌に己の舌を巻きつけ、迎え撃つ。三人の美女が見守る中での美咲とのディープキスは増田に強い興奮と羞恥を同時にもたらし、腰のあたりからはますます強い欲情が突き上げてきた。
「まあ、すごい……こんなに、なって……ああ」
真由がため息混じりに、増田の下腹部の辺りにしゃがみこんだ。目をきらきらとさせながら、そっと吐息を吹きかける。
「く、うっ」
鋭敏な亀頭部をやわらかな息でくすぐられ、腰骨にぞくりとした疼きが走った。
……体験版はここまでです。
続きは製品版にてお楽しみください。
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